メルカリに出品していると色々なコメントが飛んできます。
なかでも一番多いのは「☓☓☓☓円になりませんか?」という値引きを求めるコメントです。メルカリを利用している方であれば覚えのある方も多いのではないでしょうか?
さて、今回はその値引きについて知っておくと成功の確率が上がるかもしれない販売手数料と振込日についてのお話です。
まるでサラリーマン!?売上金の申請締め日と振込日
売上金の受取りはフリマアプリにより様々ですが、メルカリにはおよそ月に2回の振込申請日と振込日があります。
例えば今月だと3/1~3/15までに振込みの申請をすると、3/22に指定した口座に振り込まれます。月末は3/16~3/31申請分は4/6が振込日です。
ちなみに、これには1万円未満の場合210円の手数料が掛かり、1万円以上であれば手数料は無料です。
この仕組みがあることによって、『15日までにどうにか売って22日にお金を受け取りたい』や、『あと千円売れば手数料が掛からなくて済む』といった心理を持った出品者が出てくるわけです。
※2016年7月4日追記:振込みスケジュールが変更になりました。
値引き勝負日はいつ?出品者心理をついて申請日を狙う
それはズバリ申請日間際です。メルカリは検索表示の特性上、出品したままにしているとどんどん埋もれていって閲覧者が減っていきます。
ただ、ある程度「いいね!」がついていると再出品すると消えてしまうので、そのままにする場合も多いです。
そんな状態のとき出品者は売れそうで売れないもどかしさを抱えています。そんな中で申請日が近づいているところに購入意欲のありそうな値引きコメントがきたら…飛びつきたくなるというわけです。
もちろん物によって値引き幅は違いますが、このタイミングでこういった心理を持っていた場合、そこまで値引く気のなかった価格でもOKしてくれる確率はグンと上がります。
それとは別に値下げして再出品している可能性もありますので、「いいね!」のブックマーク先が消えていたら再度検索してみるのがオススメです。申請日駆け込み価格で購入できるかもしれません。
希望価格の違い、購入者『1000円』出品者『1300円』
続いては販売手数料と値付けについてのお話です。
メルカリでは販売手数料が10%引かれます。送料も差し引いて計算すると、例えば送料込みネコポス175円だと
- 1000円で買いたい購入者→希望価格1,000円
- 1,000円の利益が欲しい出品者→希望価格1,300円
となります。
正確にはこの場合1,300円で売ると手数料130円、送料175円なので995円の利益ですが、こういった値段設定をしている段階では出品者に『1000円の壁』がある場合が多く、値引きも難しいケースが多いかもしれません。
これとは別に配送が同条件で、1,100円や1,200円といった設定をしている場合は、値切られることを承知していて、裏の設定価格は1000円といったケースもあります。
逆に990円や980円といった設定をしている出品は、購入者側の気持ちに立った料金設定かもしれません。『切り良く買いたい心理』と『切り良く売りたい心理』のせめぎあいとも言えますね。
もちろんすべての出品に当てはまることはありませんが、知っておいて損はない申請日と手数料のお話でした。
とはいえ、実際にどうやって値引きコメントを送っていいのかわからない…そんな方のために、次回は確率の上がる値引き交渉の仕方についてのお話です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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