2016年GW期間中の旅行者数は2,395万人で前年比0.3%増、海外旅行者も2.8%増となるそうです。
出典:http://www.travelvoice.jp/20160406-64453
熊本地震前の統計データなので、実際はこれよりも少ないとは思いますが、夏のボーナス前最後の大きな出費をする人は例年とそれほど変わらないようです。
地震で被災され避難中の方々の状況も心配ですが、日頃の疲れを癒やす折角の連休ですので、旅行や行楽に出掛ける方には楽しんできて欲しいと思います。
2016年のゴールデンウィーク期間
4月29日(金)《昭和の日》~5月8日(日)まで、長い方で10連休になります。大型連休ですね。
暦通りならば
- 4月29日(金)《昭和の日》~5月1日(日)の3連休
- 5月2日(月)が平日
- 5月3日(火)《憲法記念日》~5月5日(木)《こどもの日》の3連休
- 5月6日(金)が平日
という飛び石連休になっています。
ゴールデンウィークの一般的な市況
GWの小売業は観光地やアミューズメント関連施設は忙しい時期ですが、それ以外の商業施設としては通常の土日よりも暇になるところが多いです。
年度末が過ぎ、入学、就職シーズンを終え、夏のボーナス前です。旅行者が多いことに加え、集客が分散します。
ゴールデンウィークの出費は、予め予定していたこと以外では使われにくいと言えます。
ゴールデンウィーク中メルカリは売れない?
結論からですが、連休後半に向かうほど売れ行きは悪くなるでしょう。
ボーナス前最後の大きな出費をした後では、小売業全体で買い控えが起こりますので、メルカリでも全体としては同じ状況になることが予想されます。
フリマアプリにおいては出品者が旅行に出掛ければ、配送も遅くなるので期間中は積極的に販売しない人が増えます。
購入側も外出する日が多いと、配送された商品が受け取りにくい人が増えます。
ゴールデンウィークはフリマアプリとアンマッチな期間ですね。
それでも売りたい人向けのGW対策
それでも、GW期間中も売りたい!という方向けにいくつか対策を考えたいと思います。
- 対策①:利用者の多い時間帯を狙って出品する
- 対策②:GW期間限定SALEや限定出品を仕掛ける
- 対策③:指定日配送が出来ることをアピールする
【解説】
①:一般的にネット利用の多い20時~24時を狙って、出品もしくは再出品します。
②:商品説明に『GW特別価格~5月8日(日)まで』等の文言でSALEを仕掛けます。
③:指定日配送が可能な配送方法を利用しているのであれば、『※配送希望日と時間帯配送承ります。』などの文言で案内を入れます。
①は日中行楽に出掛けてから自宅に戻った時間を狙う意味でも有効です。
また、③の指定日配送に関しては、発送日可能日と配送可能日を考えて『決済終了の最短4日後からご指定頂けます。』などの文言を入れないと、トラブルになりかねませんのでご注意ください。ちょっと上級者向けかもしれません。
ちなみにらくらくメルカリ便ではネコポス以外は指定配送が可能です。
ヤマト運輸の指定配送です。詳細は以下をご覧ください。
【配送日の指定について】
ご希望のお届け日をお受けしております。(追加料金はかかりません)
お届けの希望日についてはお荷物をお出ししてから最大で一週間先までご希望が可能です。
申し込み時にご用命ください。
【時間帯指定について】
下記の6区分からご指定いただけます。(追加料金はかかりません)申し込み時にご用命下さい。午前中/12時~14時/14時~16時/16時~18時/18時~20時/20時~21時
出典:ヤマト運輸公式ホームページ http://www.kuronekoyamato.co.jp/qa/02.html
ちなみにヤマト運輸の営業所は年中無休です。連休中でもファミマも営業所も通常どおり利用できます。
最後に
以上がゴールデンウィークのメルカリ市況予測とその対策になります。
GW後の買い控えは、給料日前の5月中旬から下旬に掛けて続くと思います。
売れ行きが鈍るとモチベーションも落ちがちですが、出品商品の精査期間に当てたり、ハンドメイドの商品を売っている方であれば製作期間にするなど、無理に売らない方が有意義かもしれません。
それでは、楽しいゴールデンウィークをお過ごしください。
最後までお読みいただき有難うございました。