メルカリでは出品者と購入者の双方での評価が必須となっていて、正当な理由なく受取り評価をしないと利用停止などのペナルティを受けることもあります。
さっそくですが、メルカリでの評価システムの流れとその実情を解説したいと思います。
- 受取評価はレビューじゃない!
- 受取評価をしてはいけない一部の事例
- 受取評価の流れ
- 受取評価はいつまでにすればいいの?
- どのくらいで受取評価をしているの?
- みんなの評価基準は?
- 「悪い」受取評価をすると相手に「悪い」をつけられませんか?
受取評価はレビューじゃない!
私もそうでしたが「評価」という言葉を聞くと、ネットオークションやフリマアプリを利用した経験がないと、ネット通販の「レビュー」を連想する方も多いと思います。
ですが、メルカリでは「受取評価(購入者の出品者に対する評価)」は一部の事例を除き、必ず行わなければなりません。
つまり通販サイトのレビューとは違い、受取評価は取引完了に必要な処理 なのです。
受取評価をしてはいけない一部の事例
一部の事例とは、異なる商品が届いた場合や商品が破損していた、説明文と違ったなどの場合です。
そういった場合は絶対に受取評価をしないのが鉄則です。
両者の評価の完了は取引の完了を意味しますので、メルカリ事務局に相談しても返金などの処理ができず、対処しにくくなってしまうという理由からです。
こちらの詳しい内容は別記事にまとめてありますので、そちらをご覧ください。
受取評価の流れ
【購入者】商品を購入し、決済を完了する
⇓
【出品者】商品を発送し、発送完了を知らせる「商品の発送通知」を行う
⇓
【購入者】商品を受け取り、商品を確認したら「受取評価」を行う
⇓
【出品者】「購入者の評価」を行う
ここまでで取引完了です。
メルカリでは、取引完了にならないと出品者に売上金が反映されません。
まず購入者が「受取評価」をしないと購入者が「購入者の評価」ができない仕組みなので、出品側は評価を早くしてもらえると嬉しいわけです。
受取評価はいつまでにすればいいの?
メルカリのガイドにはこうあります。
Q.受取評価をしてくれない
A.まずは、取引メッセージで購入者にご確認ください。
万一、購入者からの応答がない場合、以下の条件を満たすことで取引画面上に事務局に評価を依頼するためのフォームが表示されますので、そちらからご連絡ください。
- 発送通知をした8日後13時以降
- 購入者の最後の取引メッセージから3日後13時以降
※話し合いが継続している場合や商品に問題がある場合、事務局での評価はできません。あらかじめご了承ください。
※メルカリアプリのガイド「よくある質問と答え」より引用
つまり時間制限という意味では発送通知から8日以内ですが、何らかの事情でやり取りが継続している場合はその限りではないということですね。
どのくらいで受取評価をしているの?
私は基本的に受け取った当日中には受取評価をしています。
販売した相手の方でも、大抵の場合は商品到着の当日もしくは翌日に評価をしてくれる方がほとんどです。
ですので、商品到着から3日以上経つと遅いと感じる出品者は多いと思います。
それ以上経つと、人によっては評価を下げるかもしれません。
みんなの評価基準は?
メルカリの評価は「良い」、「普通」、「悪い」の3つです。
- 何の問題もなければ「良い」
- 多少の不満や不備があれば「普通」
- 不満や不備が多いと「悪い」
というのが一般的な解釈だと思います。
細かい部分は個人差があるので一概には言えませんが、何の問題もないから「普通」評価をつけるといった感覚でいると、相当嫌がられると思います。
また、「良い」評価であっても無言評価を嫌がる方もいます。礼儀正しくが基本のアプリですので、できればコメントを入れて評価するのがベターでしょう。
「悪い」受取評価をすると相手に「悪い」をつけられませんか?
大丈夫です。現在のメルカリでは、双方の評価が完了しないと反映がされません。
つまり、購入者が受取評価をした段階ではその評価を見ることはできないのです。その後に出品者が評価を完了してはじめて確認できるようになっています。
以上、メルカリの評価ルールと評価基準の実情についての解説でした。
気持よく取引をしたい方は、なるべく早く受取評価をすることをおすすめします。
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