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元ショップ店長のフリマアプリ「メルカリ」出品体験ブログ

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フリマアプリ「フリル」楽天グループの完全子会社化。「ラクマ」との相互送客で「メルカリ」を追随する構え

握手

 

2016年9月5日、フリマアプリ「フリル」を運営する株式会社Fablicが楽天グループの完全子会社となったことが発表された。

参考プレスリリース:https://fablic.co.jp/news/news-1501

 

楽天グループといえば、楽天スーパーポイントの活用や手数料0円を武器にしたフリマアプリ「ラクマ」で、現状では業界トップを走る「メルカリ」を追う形となっている。

 

 

提携後の戦略

メルカリは今年の6月に国内3,000万ダウンロードを突破したことを発表しており、500万ダウンロードを突破したとされるフリルのおよそ6倍ものダウンロード数を誇っている。

 

プレスリリースにラクマの公表値は見つからなかったが、各報道を見ても2つのアプリが提携しても日本国内トップのメルカリにはまだ遠く及ばないようだ。

 

とはいえ実質独走状態のメルカリの脅威となりうる競合が存在することは、ユーザーにとってメリットとなる場合も多い。

 

 

プレスリリースには提携後の戦略として、フリルでの楽天IDによるログインや楽天スーパーポイントの活用、ポイントキャンペーンの実施を予定しているとある。

 

これによりユーザー数が増えれば、ボリュームメリットを活かしたメルカリのような匿名配送サービスなどが各アプリに実装されることもあるかもしれないのだ。

 

 

競合が大きくなることのメリット

フリマアプリを実際に利用している身として、配送会社と提携した独自の配送サービスの料金や利便性の差は大きなポイントだと思っている。

 

またそれだけではなく、競合が真の強豪となれば、各フリマアプリユーザーにはポイントキャンペーンなどの加熱による恩恵がもたらされることもあるだろう。

 

 

CtoCの市場が各業界で盛り上がりを見せるなか、フリマアプリ市場は過渡期を通り過ぎ、成熟期に向けての第一歩を踏み出したとも言えるかもしれない。

 

サービス面でCS向上に切磋琢磨していくことになれば、今よりもさらに使い勝手がよくなるという好影響にも繋がる。それは1ユーザーとしても大歓迎だ。

 

ちょうど一昔前に繰り広げられたような「楽天 VS Amazon」のような構図になることを期待したい。

 

 

メルカリとラクマのより細かな違いについてはこちら

メルカリとラクマを併用する人が多いのはなんで?手数料、配送方法、振込などの違いを解説

 

メルカリのユーザー数についてはこちら(メルカリ公式メディア「mercan」)

Weekly mercari 2016/6/13–6/19 - mercan(メルカン)

 

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