※12月23日追記: キャンペーン期間が再延長→2017年3月31日(金)まで
※11月17日追記:キャンペーン期間が12月29日(木)まで延長され、期間内に出品した対象商品の手数料の割引期間は2017年1月31日(火)14:59までとなった。尚、キャンペーン内容も前回の延長の際に変更されたため、記事の内容は修正後のものとなっている。
フリマアプリ「メルカリ」が販売時に掛かる手数料が通常の半額となる「販売手数料割引キャンペーン」を10月3日から開催している。
対象となるのは1万円以上の販売商品で、対象の販売であれば通常10%の販売手数料が5%+500円になるというキャンペーンだ。
キャンペーン概要
売れた時の販売手数料が半額になるキャンペーンで、対象商品は1万円以上で販売した商品となり、二次創作物である「ingress」カテゴリー以外のすべてのカテゴリーが対象となる。
販売手数料割引キャンペーン
出品対象期間:2016年10月3日(月)~2017年3月31日(金)の出品
割引対象期間:2017年4月27日(木)14:59までの販売分を予定
キャンペーン対象:1万円以上で販売された商品※1一部除外あり
キャンペーン内容:通常10%掛かる販売手数料が5%+500円になる
《例:50,000円の商品が売れた場合の手数料》
通常10%だと5,000円
▼
期間中は5%の2,500円+500円=3,000円となる。
期間についても少し分かりにくいかもしれないが、出品対象期間中に1万円以上の価格で出品した商品であれば、4月27日14時59分までに販売すればキャンペーンの対象となるということだ。
これまでのキャンペーンと同様に以前から下書き保存していた出品は対象外となる。また、出品後に販売価格を1万円未満に変更した場合にも対象外となってしまうので注意が必要だ。
つまり、キャンペーン以前からすでに高額商品を出品しているならば、期間中に再出品し直さないとキャンペーンの対象とならないということだ。
※1=「ハンドメイド>二次創作物>ingress」カテゴリーと期間以前に出品していた商品は対象外
▼参照:メルカリ公式キャンペーンページ
https://www.mercari.com/jp/promotion/201610_reduce_handling_fee/
キャンペーン背景の考察
日本国内3,500万ダウンロードを突破し、フリマアプリ業界を牽引する立場のメルカリだが、ライバルである「ラクマ」が今年9月に「FRIL(フリル)」と提携を発表した。
ラクマは以前より手数料0円を売りのひとつとして拡大戦略を続けており、FRILを運営する株式会社Fablicが楽天グループの完全子会社となり、手数料0円を展開していることにも影響を受けているのかもしれない。
現状でもメルカリの高額出品にはラクマなどとの同時出品が数多く存在している。もちろん規約違反ではあるが、商品説明にその旨が書いてある出品でも削除されずに残っているものが多いのを見ると、そこまで運営の手が回らないというのが実際のところだろう。
しかも尚悪いことに、メルカリの手数料10%とラクマなどの手数料無料で出品者が得られる利益で計算して販売価格を決めていることが多いため、販売価格としても安くなるラクマへ誘導しての販売なども散見されている。
これは特に高額商品での取引に多く行われているため、こういった事態を未然に防ぎたいという狙いも運営事務局にはあるのかもしれない。真偽の程は分からないが、筆者個人としては利用者がマナーを守るマーケットとしてアプリの場が成熟することを願うばかりだ。
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