メルカリはじめました。

元ショップ店長のフリマアプリ「メルカリ」出品体験ブログ

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ゆうゆうメルカリ便とらくらくメルカリ便はどっちが便利?配送料金や発送場所の違いなどを比較

ゆうゆうメルカリ便とらくらくメルカリ便

メルカリ便は全国一律料金で利用できるという便利な配送サービスですが、「らくらくメルカリ便」と「ゆうゆうメルカリ便」それぞれが違う配送サービスと提携しているので発送場所などに細かな違いがあります。

 

そこで2つのサービスを比較していきたいと思います。結論から言いますと、当サイト的にはらくらくメルカリ便がおすすめです。

 

 

それぞれで利用できる配送サービス

ポスト投函

基本的な部分ですが、この2つの配送サービスは

  • ゆうゆうメルカリ便=日本郵便
  • らくらくメルカリ便=ヤマト運輸

とメルカリが提携したサービスです。

 

ゆうゆうメルカリ便では

  • ゆうパケット(A4サイズ)
  • ゆうパケットプラス
  • ゆうパック(60~170サイズ)

 

らくらくメルカリ便では

  • ネコポス(A4サイズ)
  • 宅急便コンパクト
  • 宅急便(60~160サイズ)

 

がメルカリ独自の全国一律料金で利用できます。

 

どちらも「送料込み(出品者負担)」の場合に利用可能で、配送料金はどちらも販売利益から差し引かれます。

 

共通の便利な付加サービス

伝票を貼る女性

まず配送料金が全国一律である点が共通ですが、その他にも共通の付加サービスが4つあります。

 

1.宛名書き不要

専用端末にメルカリに表示されるQRコードを読み込ませて、伝票は印刷されるので手書きや個人情報の打ち込みもなく簡単です。

 

2.確認できる配送状況

アプリ内「取引画面」に配送状況が表示されます。

 

3.匿名配送で送れる

名前や住所などの個人情報をお互いに知ることなく取引ができます。購入後の取引画面にもお互いの個人情報は表示されず、伝票にも相手の情報は記載されません。

※購入前から配送方法がどちらかのメルカリ便に設定されている必要があります。

 

4.配送トラブル時の全額補償

商品紛失や破損等の配送トラブル時に商品代金を全額補償してくれます。配送トラブルに見舞われても、配送会社ではなくメルカリの対応になるので安心です。

 

これらの付加サービスがある「ゆうゆうメルカリ便」「らくらくメルカリ便」を利用することで、メルカリでの売買がかなり楽になります。

 

とくに配送トラブル時が発生するとかなりの時間と労力が奪われるので、メルカリ事務局が間を取り持ってくれるという意味でも全額補償は助かりますね。

※メルカリ便での配送トラブル時には受取評価をせずに事務局に連絡しましょう。

 

”ゆうゆうメルカリ便”と”らくらくメルカリ便”の料金比較

メルカリ便の比較

次に料金比較ですが、サイズや重量に細かな違いがあるのでご注意ください。※料金はすべて税込みです

《ゆうゆうメルカリ便の料金一覧》

※2022年6月16日からの新料金

サービス名 サイズ(3辺合計) 重量 配送料(全国一律)

ゆうパケット

(A4サイズ)

60cm以内(長辺34㎝以内)・厚さ3cm以内 1㎏以内 230円

ゆうパケットプラス

専用箱(別売65円) 24cm ×17cm × 厚さ7cm 2㎏以内 455円
ゆうパック

60サイズ(60cm以内)

25㎏以内 750円

80サイズ(80cm以内)

870円

100サイズ(100cm以内)

1,070円

120サイズ(120cm以内)

1,200円

140サイズ(140cm以内)

1,450円

160サイズ(160cm以内)

1,700円

170サイズ(170cm以内)

1,900円

 ゆうパケットプラスのみ別売りの専用箱が必要です。

 

《らくらくメルカリ便の料金一覧》

※2022年6月16日からの新料金

サービス名 サイズ(3辺合計) 重量 配送料(全国一律)

ネコポス

(A4サイズ)

31.2cm以内×22.8cm以内・厚さ3cm以内 1㎏以内 210円

宅急便コンパクト

専用BOX3種類(別売) 上限なし 450円
宅急便 60サイズ(60cm以内) 2㎏以内 750円
80サイズ(80cm以内) 5㎏以内 850円
100サイズ(100cm以内) 10㎏以内 1,050円
120サイズ(120cm以内) 15㎏以内 1,200円
140サイズ(140cm以内) 20㎏以内 1,450円
160サイズ(160cm以内) 25㎏以内 1,700円
180サイズ(180cm以内) 30㎏以内 2,100円
200サイズ(200cm以内) 30㎏以内 2,500円

 宅急便コンパクトのみ別売りの専用BOXが必要です。

  • 宅急便コンパクト薄型専用BOX 24.8cm✕34cm ¥70
  • 宅急便コンパクト専用BOX 20cm✕25cm✕5cm ¥70

参考リンク:クロネコマーケット | ヤマト運輸

 

ご覧の通り、どちらも利用できるサイズの種類が豊富です。

 

ポイントとしては

  • A4サイズではネコポスはゆうパケットよりも20円安い
  • ゆうゆうメルカリ便でのゆうパックは170サイズまで

の2点です。

 

それと、あとから追加された”ゆうパケットプラス”が厚さ7cmで宅急便コンパクトで高さが足りないときに便利です。

 

ただし宅急便コンパクトは対面受け取りですが、ゆうパケットプラスはポスト投函(郵便受箱に入らない場合は手渡し)となります。

 

宅急便コンパクト”箱”の購入場所

宅急便コンパクトは”箱”でおなじみの「専用BOX」でしか送れません。

 

販売価格は税込み70円で、販売場所は店舗だと

  • ヤマト運輸の営業所
  • セブンイレブン
  • ファミリーマート

で購入できます。まとめてであればAmazonでも購入可能です。

 

箱型も薄型も購入OK!

 

ネコポスの箱などはこちらの記事

 

メルカリ便が利用できる最低出品価格

¥マーク

現在はゆうゆう、らくらくともに、商品価格がいくらでも利用できるようになりました。

 

しかし

  • 送料が販売利益を上回ると販売利益が0円になる
  • 送料が商品価格より著しく高い場合には警告や利用制限の対象となることがある

この2点には注意が必要です。

 

メルカリ便はポスト投函と対面受け取りの2種類

ポスト投函とダンボール

また、それぞれのメルカリ便の中でもポストへの投函と、対面受け取り(手渡し)の2種類に別れます。

 

《ポストへの投函》

  • ゆうパケット
  • ゆうパケットプラス
  • ネコポス

 

《対面受け取り》

  • ゆうパック
  • 宅急便
  • 宅急便コンパクト

 

ですので、購入者が配送方法を見ても判断がつかないことがあります。知らない購入者もいるため、念のためどちらかを商品説明に記載すると親切かもしれません。

 

また、「ゆうパケットプラス」は専用箱の厚さが7cmあるため、郵便ポストに入らずに手渡しになるケースがあります。

 

2つのメルカリ便の発送場所の違い

コンビニ発送

商品を発送する時には、どちらのメルカリ便も、専用端末と呼ばれる機械にアプリ内の「取引画面」から表示される”2次元(QR)コードを読み込ませる”という操作をします。

 

操作は簡単なのですが、それぞれのメルカリ便では発送できる場所が違います。

 

ゆうゆうメルカリ便が発送できる場所

  • ローソン(Loppi設置店舗)
  • 郵便局(約20,000局)※簡易郵便局、郵便窓口・ゆうゆう窓口のない一部の郵便局は除く

最新の発送対応場所は以下の公式サイトから確認できます。ゆうパケットプラスも同様です。

e発送サービス - 日本郵便

 

ゆうゆうメルカリ便の送り方

メルカリ公式動画でチェックすることができます。動画で見ておくと事前に流れがわかるのでおすすめです。

ゆうゆうメルカリ便は、全国約20,000局の郵便局で利用可能なのが強みです。

 

らくらくメルカリ便が発送できる場所

  • ヤマト運輸の営業所※ネコピット設置の営業所
  • セブンイレブン※一部店舗除く
  • ファミリーマート※一部店舗除く
  • 自宅への集荷(集荷料金は別途100円)※ネコポス非対応 
  • PUDO「プドー」ステーション※最大140サイズまで
  • メルカリポスト※ネコポスと宅急便コンパクトのみ

※宅急便180サイズと200サイズは「ヤマト営業所」または「集荷」のみ対応しています。

 

メルカリポストの使い方と設置場所検索

メルカリポスト | メルカリびより【公式サイト】

PUDOステーション検索

直営店・取扱店検索

 

らくらくメルカリ便の送り方

らくらくメルカリ便も公式動画で発送の流れがチェックできます。

らくらくメルカリ便は発送できるコンビニの店舗数の多さに加えて、自宅への集荷にも対応している点が利点ですが、ネコポスは集荷非対応となっています。

 

購入者に届く配達までの日数の違い

カレンダー

まず前提として提携企業が公式サイトに記載している配送までの日数をご覧ください。

 

《ゆうゆうメルカリ便(日本郵便)》

おおむね差出日の翌日~翌々日にお届けいたします。

※お届け先が遠方の場合、離島などの一部地域の場合などはさらに数日要する場合があります。また、差出時刻によっても異なる場合があります。

出典:ゆうパケット - 日本郵便より引用

 

《らくらくメルカリ便(ヤマト運輸)》

宅急便同様のお届け日数で、全国翌日配達

宅急便ネットワークを活用したスピード輸送を実現します。
※一部地域を除く。

出典:ネコポス | ヤマト運輸より引用

 

上記はそれぞれゆうパケットネコポスのサイトからの引用ですが、ゆうパック宅急便・宅急便コンパクトも同様です。

 

ゆうゆうメルカリ便でも、近隣なら翌日に届くこともあるのであまり変わらないように見えますが、関東→沖縄県のような遠方への配送は5日以上掛かることもあります

 

らくらくメルカリ便の場合には、関東→沖縄でも大抵の場合は2日で届くので、3日以上も差がつくことがあります。

※最近、宅急便コンパクトで関東から沖縄県や北海道に送る際、空輸不可の荷物でなくても陸送や船舶での輸送により10日前後掛かるケースが散見されています。

 

コンビニからの発送時は配達日数に注意

ここまで説明してきた公式サイトにある配達完了までの日数は、郵便局やヤマト運輸の営業所からの当日発送をした場合の例です。

 

この2つのメルカリ便では、店舗数の利点からコンビニからの発送を利用する人が多くいます。

 

郵便局とヤマト運輸のコンビニへの集荷時間は場所により違いますが、例えばその日の集荷が終わった後にコンビニから発送すると翌日の集荷になるので、その分配達が遅くなります。

 

頻繁に利用するコンビニがあるようであれば、店員さんに集荷時間の目安を聞いておくのといいかもしれませんね。

 

ちなみにどちらのメルカリ便もメンテナンスのようなイレギュラーな場合を除けば、24時間コンビニから発送することができます。

 

ですので、急ぎのときはヤマト運輸から発送するらくらくメルカリ便がお勧めです。

 

”郵便局・コンビニ受取”と”お届け日・時間帯指定”

時計

ゆうゆうメルカリ便は自宅以外に受取場所が指定できるメルカリでは初めての配送サービスです。

 

それに対して、らくらくメルカリ便はお届け日と時間帯指定が利用できます※ネコポス非対応

 

この2つの付加サービスはそれぞれにしか対応していないため、ゆうゆうメルカリ便では日時指定は出来ませんし、らくらくメルカリ便には店舗受取はありません

 

《ゆうゆうメルカリ便で受取指定できる場所》

 

  • コンビニ(ローソン/ミニストップ)
  • 郵便局
  • はこぽす

 

のいずれかの選択が可能です。

※コンビニ・はこぽす受取になっている場合、120~170サイズの利用はできません。

 

ちなみに、はこぽすというのは郵便局などに設置されたロッカーのことでPUDOステーションも利用可能です。

 

ゆうゆうメルカリ便の郵便局・コンビニ受取の流れ

ゆうゆうメルカリ便の受取場所指定は購入者が購入手続き時に行いますが、購入前からゆうゆうメルカリ便で出品されていることが条件です。

 

この購入手続き時というのは、商品画面右下の「購入手続きへ」をタップすると表示される時のことで、支払い方法や配送先が表示される画面です。

 

1.「配送先」をタップ

2.「新しい受取場所」をタップ

3.「受取場所選択TOP」から項目を選び、希望する場所を選択し、「ここで受け取る」をタップ
《参考画像》

受取場所選択TOP

4.「配送先」を確認し、「購入する」をタップ

 

という流れになります。

 

ちなみに、コンビニ受取の場合は店舗到着の翌日から7日以内、はこぽすの場合は店舗到着のお知らせから3日以内に受け取らないと出品者に返品になってしまいます。

 

《らくらくメルカリ便で出来るお届け日・時間帯指定》

らくらくメルカリ便では5つの時間帯と、最大で1週間先までのお届け日を指定することができます。※ネコポス非対応

 

この指定は発送時に出品者が専用端末から操作するため、利用する場合は事前に購入者に希望する日時を聞いておく必要があります。

 

指定できる時間帯は

  • 午前中
  • 14時~16時
  • 16時~18時
  • 18時~20時
  • 19時~21時

です。

 

ただし、この日時指定をしようとすると、場合によっては最短の配送日の翌日以降しか指定できないことがあります。

 

例えば、近隣でいつも翌日に届いているような配送先なのに、翌々日以降しか指定出来なかったりします。

 

なのでとくに指定がなく最短で送りたい場合は「指定なし」で発送することをおすすめします。

 

初心者にはらくらくメルカリ便がおすすめ!

お辞儀

ゆうゆうメルカリ便とらくらくメルカリ便の違いをまとめてみましたが、結局どっちがいいの?と聞かれたら、個人的にはらくらくメルカリ便をおすすめします

 

おすすめする理由は配達日数の違い

理由はヤマト運輸と日本郵便の配送の違いです。らくらくメルカリ便の方が配達日数が早い場合が多いです。

 

また、場所にもよりますが、ゆうゆうメルカリ便のゆうパケット・ゆうパケットプラスは最寄りの郵便局に朝到着していても、その翌日に配達されることが多いので、比較すると1日遅いことになります。

 

そして、ゆうゆうメルカリ便の店舗受取は利便性は高いですが、受け取りまでの日数が伸びるケースが多くなりそうでやや不安があります。

 

ただ、どちらのメルカリ便も充実した内容の配送サービスです。この2つを選べるようになったのは嬉しいかぎりですね。

 

今後も2つのメルカリ便を利用して気づいた点があったら追記したいと思います。最後までお読みいただき、ありがとうございました。