今回はメルカリで売れない時に見直したい3つのポイントを紹介したいと思います。
売れないとついつい安易に値引きしたくなりますが、自分が適正価格だと思っている商品を安く売ってしまっては、売れた時の嬉しさも半減です。
安ければ売れますが、過度な値引きは最終手段です。
メルカリでは、人気ジャンルなら半日経つとかなり下層にいってしまいます。
自信がある時はまずは再出品を行い、それでも売れない時は、以下の3つのことを実践して納得できる価格で販売することを目指しましょう。
①写真を見直す
最初は写真を見直してみましょう。
見直すべき点は
- 過度な補正を掛けていないか
- 1枚目に商品全体が写っているか
- 暗すぎたり、明るすぎたりしないか
- 十分な情報が含まれているか
- 商品の顔が撮れているか
の5つです。
・過度な補正を掛けていないか
過度な補正でオシャレに見せようとしている写真を見かけますが、購入する側が知りたいのは商品の色味や状態であって、写真の加工センスではありません。
特に色味を変えすぎるとクレームにも繋がりやすいので、注意しましょう。
・1枚目に商品全体が写っているか
撮影技術に左右されないトップ写真の基本は、正面から商品が切れないように撮影することです。
なるべく整然とした写真のほうが、隠し事のないイメージを与えることができます。
加えて、トップ写真にはなるべく付属品をすべて写すようにします。
これはキーワードで検索をしている人向けの対策で、箱や付属品を一緒に写すことで欠品の少ない商品であることをアピールするためです。
・暗すぎたり、明るすぎたりしないか
これも基本的なことですが、照明との位置関係によっては意外と難しかったりします。
できればスタンドライトなどの近くで商品に照明を当てながら撮影すると、フラッシュの弱いスマホでも比較的綺麗に撮ることができます。
背景はなるべく単色の場所で撮るなどの工夫もしましょう。
・十分な情報が含まれているか
書籍1冊、ゲーム1本であっても1枚の正面写真で済ますのではなく、
正面、背面、+状態の分かる箇所の3枚を掲載します。
書籍であればページの折り目などが見える角度からの写真。
ゲームであれば開いた状態の写真です。
これは結構重要で、メルカリの取引きで重要となる安心感に繋がる部分です。
それと、例えば傷がある商品であれば傷部分のアップ写真、セット商品であればすべての付属品の写真などをすべて写します。
掲載枚数が4枚で足りない場合は以前紹介した無料の写真アプリが便利です。
アプリの記事はこちらからどうぞ。
・商品の顔が撮れている
よくある例を挙げると、漫画本やゲームソフトのセット出品で背表紙のみの写真になっているケースです。
こういった写真の場合、専門用語で言う”アイキャッチ”ができません。
20セットくらいであれば、ずらすとこですべての表紙を写せますし、80セットなどの多い場合でも、特定の物だけ表紙を写すこともできます。
商品の顔を見せればアイキャッチになりますので、試してみてください。
②配送日と配送条件を見直す
次に配送について見直してみましょう。
見直すべき点は
- 送料別なら送料込みにできないか
- 配送方法をらくらくメルカリ便にできないか
- 配送までの日数が長すぎないか
の3つです。
・送料別なら送料込みにできないか
メルカリでは送料込みの出品が圧倒的に多く、購入者もそれに慣れていますので、料金の分かりにくい送料別は不利です。
デスクトップバソコンや大型家電品などではやむを得ないこともありますが、そういった場合はおおよそのガイドを商品説明に入れておかないとトラブルの元にもなります。
ガイドには[配送会社]、[配送サービス名]、[料金の事例]を書いておくと購入者が分かりやすく、具体的に調べることもできます。
例えば、ノートPCの場合
『ヤマト運輸のパソコン宅急便を利用して発送します。
BOX Aで料金が梱包代616円+宅急便運賃です。
目安として、東京からですので関東への料金が616円+運賃1188円、沖縄までが616円+運賃2376円となります。』
といった具合です。
これだけ書いても分かりにくいですよね?
大型家電になるとさらにやっかいなので、個人的にはメルカリでの出品はおすすめしませんが、挑戦したい方はこちらの記事を読んでみてください。
分かりにくさはクレームの元です。
出来る限り送料込みで出品することをおすすめします。
・配送方法をらくらくメルカリ便にできないか
送料込みにすると、今度は送り先によって出品側が配送料を読めない事態が考えられます。
そんな時はらくらくメルカリ便を利用しましょう。
全国一律料金で配送できて、しかも割引料金です。
加えて、出品者も購入者もお互いに個人情報がわからない匿名配送になるので、らくらくメルカリ便でしか購入しないユーザーも狙えます。
こういったユーザーは実際にいます。
他にも、男性の物を女性が購入するにあたり、匿名配送が良い時などもあるでしょう。
らくらくメルカリ便はメルカリを利用するメリットのひとつですので、どんどん活用してみてください。
らくらくメルカリ便の詳しい内容はこちらの記事からどうぞ。
・配送までの日数が長すぎないか
配送日数は最大4~7日まで選択できますが、翌日配送が当たり前のネット注文に慣れている方にとっては長過ぎます。
一番良いのは1~2日ですが、忙しくてそうもいかない時は次回の発送可能日を記載しておくと効果的です。
商品説明やプロフィールに『次回の発送可能日は◯月◯日です。』と記載しておくと、購入側が明確に発送日を知ることができます。
配送までの日数が長くなってしまう時は、こういった分かり易さでフォローしましょう。
③タイトルと商品説明を見直す
最後に文章について見直してみましょう。
見直すべき点は
- 商品名や型番が記載されているか
- 商品説明の情報が足りているか
- 文面が購入層にマッチしているか
- タイトルにセールスポイントを入れてみる
の4つです。
・商品名や型番が記載されているか
これは検索でヒットする上で重要な要素です。
商品名や型番に間違いが無いかを確認し、複数の言葉で検索される可能性のあるものは商品説明に異なる書き方を入れておきましょう。
例を挙げます。
バッグ→バック
MacBook Pro→マックブックプロ
手作り→ハンドメイド
などです。
これだけでも、検索から閲覧される可能性が広がります。
ちなみに閲覧機会を増やしたいからと、関連性のない単語を羅列すると規約違反ですのでやめましょう。
・商品説明の情報が足りているか
具体的には、[購入時期]、[使用頻度]、[注意点]などです。
その他にも、『新品で購入しました』や、『除菌クリーニングをして発送します』、『ケースを使用していたので綺麗です』など、セールスポイントになる点があれば書いておきましょう。
逆にデメリットも明確にしておいた方が無難です。
その際は、注意点→フォローの順番で書くと、丁寧な印象になります。
・文面が購入層にマッチしているか
これは好みの問題もありますが、丁寧すぎる敬語ばかりの文章も読みにくいですし、絵文字ばかりの文章も読みにくいです。
簡素な言葉を心掛けて、要点は箇条書きにすると読みやすい文面になります。
・タイトルにセールスポイントを入れてみる
タイトルの先頭に一言アピールポイントを入れるのもアイキャッチになります。
激安、本日限り、特価、セール、1点物、限定品、人気商品など、例を挙げるとキリがありませんが、前後に絵文字を使って目引きするのも良い方法です。
以上、値下げする前に見直すべき3つのポイントでした。
以前、出品したのにまったく反応がなく、不思議に思いよくよく見直してみたら、商品のカテゴリーが間違っていたことがありました。
商品の売れない理由が必ずしも値段にあるとは限らないということですね。時には見直すことも大切です。最後までお読みいただき有難うございました。
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