これは私の知り合いが実際に体験したお話です。
私の知り合いの、仮にA子さんとしましょう。
A子さんがネコポスを利用して、メルカリで売れた入浴剤を送りました。
「伝票番号検索」で出た営業所から、送り先はどうやら静岡県です。発送元は茨城県。
匿名配送サービスになるので、それ以上のことは分からないのです。本来ならば…
相手先に違う荷物が届くという怪奇現象が起こったのは、昨日の3月17日のことでした。
荷物のステータスが「配送済み」になった後に、発送先の相手先の方、仮にB子さんとしましょう。
そのB子さんからメルカリの「取引画面」にメッセージが…
B子さん
『洋服が2点入った荷物が届いたのですが、私の商品と同時に発送したものはございませんでしょうか?
違っていたら申し訳ございませんm(_ _)m
伝票には入浴剤とプリントされていて中身がお洋服でした。』
という内容のものでした。
間違えた商品が届いたのに、丁寧な言葉で、気遣いのある優しい方です。
A子さんが返信します。
『洋服は販売しておりませんので、恐らく、ヤマト運輸かファミリーマートがお荷物を間違えたのではないかと思います。
明日、ヤマト運輸に問い合わせ致します。お手数お掛け致しますが、よろしくお願い致します。』
そうして翌日である、本日3/18の8時にヤマト運輸のカスタマーセンターに連絡し、事情を伝えました。
確認でき次第、折り返すといった返答があり、20分くらい待っていると発送元の茨城県の営業所から連絡が入りました。
営業所女性職員
『お荷物戻ってきた件ですよね。』
A子さん
『戻ってきたというのはどうゆうことですか??』
そんな、いきなりの「荷物が戻っている宣言」から始まったやり取りは、
『伝票番号が一緒のものはエラーになって発行出来ないからそんなはずはない。』だの
『荷物を2個出して、1個戻ってきたんですよね?』だの
的を得ないあちらの伝達不備にイライラしながらも、再度事実を伝えると、確認次第折り返しするとのこと。ここまでで、お詫びの言葉は一度もなかったそうです。
30分後くらいに、今度は別の男性職員の方からA子さんに連絡が入ります。
営業所男性職員
『2個の荷物のうち、一つが戻ってきたんですよね?』
A子『 (# ゚Д゚) 』
こうなると、もはやコントの伝言ゲームのようですが、A子さんは再度事情を説明します。その間にも、
『お相手は○○さん(フルネーム)ですよね?』とか、
『お相手の電話番号わかりますか?』とか、
『静岡県○○市の…』とか、
A子さんは、『匿名配送なので分かりません。』を何度も言いながら、再配達と再配達時に中身の立会い確認を出来れば行って欲しい旨を伝え、明日の到着を待っている状況ですが、
ひとつだけ言わせてください。
ヤマト運輸さん、
匿名配送ってなんですか?
この営業所とのやり取りの裏では、当事者のA子さんとB子さんは、事実確認が取れたら連絡入れるように伝えてもいいかどうかや、
連絡が入っても大丈夫な時間帯の確認などを丁寧にやり取りしています。
一応の解決となりそうな今回の1件ですが、B子さんのところに届いた荷物、洋服を取引きしていた両者も同じように困っているはずです。
そちらも、無事に解決するといいですが…
以上が事の顛末でした。
今回、違った商品が届いても、解決までのやり取りが出来たのは、一方的に相手方を責めなかった、B子さんの冷静さと寛大な心のお陰ですね。
日本では、年間36億個を超える郵送物があり、実にその内の9割が、日本郵政、ヤマト運輸、佐川急便3社で取扱われているそうです。
配送事故は起きないのが一番ですが、人の手で配達する以上はミスはありえます。
そんなときには、解決までしっかりと対応して欲しいものですね。
私も違った商品が届くような事があった場合は、冷静に対処しないといけないなと思わされた1件でした。
~おしまい~